脳に乗っ取られると病気になる(その4・最終回)

今週の心と身体の健康情報は
「脳に乗っ取られると
病気になる(その4・最終回)」
です。

先週は、
左脳的な生き方は限界に近く、
右脳的な生き方へ見直す時期にき
ているのではないかと思っていて、
「五感」を大切にする。
人は2つのことは同時にできず、
五感を味わっている時は、
左脳が暴走を止めて穏やかになるので
少しずつ五感を味わう時間を
増やしていくことだとお伝えしました。



今週は、
「五感」以外にも
「呼吸を意識する」
「ゆっくり動く」
ことも有効なので、お伝えします。


「呼吸を意識する」とは、
腹式呼吸のことです。
鼻で息を吸った時に、お腹が膨らみ、
鼻で吐いた時に、お腹がへこむ呼吸法です。




肺は自分で膨らんだり、縮んだりすることはできませんが、横隔膜が上下に動くことで、肺が膨らんだり、縮んだりします。

呼吸をする時に、この横隔膜の動きを意識することで、左脳の暴走はストップして、穏やかになります。

これを1日1分、意識するだけでokです!

続けていくと、1~2週間後には、
考え事をしている時は、
「息が止まっていたり、
呼吸が浅くなっている」
ことに気がつく
ようになりますし
呼吸を意識する時間が少しずつ増えていきます。

こうして、
≪少しずつ呼吸を意識する時間が増える=左脳の暴走を抑える時間が増える=左脳と右脳の使い方のバランスが良くなる≫
ということになると思います。


呼吸については、こちらのブログに
詳しくお伝えしています。


続いて、「ゆっくり動く」です。
順天堂大学医学部教授の小林弘幸さんは、
自律神経研究の第一人者として、
数多くのトップアスリートやアーティストの
指導に携わっている方です。

その小林教授の著書
「ゆっくり動くと人生が変わる」で
「ゆっくり動くことで、副交感神経が
アップして、心と身体の不調が消える」
と伝えています。

つまり、ゆっくり動くことで、
その動作に意識が向かうので、
左脳の暴走が止まるとも言えると思います。

戦国時代の武将たちは、茶や能、狂言などを
好んだそうです。

それは、戦乱の世。いつ自分や身内が
殺されるかもしれない過酷な日々。

そんな中、茶や能など、ゆっくりする動きが
自律神経を安定させ、冷静に物事を
判断するのに役立っていたのではないかと、
小林教授は推測しています。

確かに、もし、ゆっくり動くことをせず、せかせか動き、左脳優位で動いていたら、冷静な判断はできず、生存は厳しかったのではないかと思います。


私たちは今すぐ、茶道や能を習う必要はなく、
何でもいいので、ある動作をゆっくりしてみる。

例えば、
ゆっくり食事を味わう
ゆっくりお風呂に入る
ゆっくり車の運転をする。
ゆっくり洗濯物をたたむ。

などなど


「五感を味わう」
「呼吸を意識する」
「ゆっくり動く」

これらを意識するだけで、左脳の暴走が止まり、
左脳と右脳がバランスよくなることが期待できると思います😊