「窮すれば通ず」の本当の意味

いつもブログを読んでくださり、
ありがとうございます。

今夜のメッセージは
「窮すれば」です。

心理カウンセラーの
故小林正観さんの著書
「22世紀への伝言」
から一部シェアです。


「窮すれば通ず」
いう言葉があります。

これは
「行き詰って困りきると、
かえって活路が
見いだされる」

という意味が定着しています。


でも、 
元々は

「窮すれば変ず、
変ずれば通ず」

というのが本当で、
変ず」という言葉が
抜け落ちているらしいです。

本来の意味は
例えば、
目の前に今の自分の力では
解決できないような大きな問題
(乗り越えねばならない障害や難題)
をドンと置かれたとしましょう。






私たちは、その問題や障害を
何とか“解決”しようとします。

自分にとって苦しく辛い、
悲しい、重たい、不愉快な
現実・現象を何とかして
変えたい、変えよう、
と努力します。

でも簡単には解決しない。

簡単に解決する問題なら
悩まない訳で、
簡単には解決しない問題だからこそ、
悩み、苦しむのでしょう。

「窮すれば変ず」とは
こういう時の解決法を 
言っているようです。

「今までの考え方や方法、
やり方、手段、価値観
などを変更し、
新しいやり方を考えなさい」

「柔軟に新しい考え方を取り入れなさい」

「そのために、まず、頑固な自分を変えなさい」

「自分が変わりなさい」


というのが宇宙の
メッセージらしいです。

「その現実をどう変えるか」
ではなく、

「その現実をドンと
突きつけられて、
あなたはどう変わるのか」

と問われているのが、
「窮すれば」の状態で、
「変ずれば」解決できるものが
あるのかもしれません。
小林正観さんの言葉が
とても響いたので、
シェアさせていただきました。